This is Hope

厚生労働省 エイズ予防戦略研究・首都圏グループから「This is Hope」という冊子が発行されました。
アルコール依存症をはじめとした、様々な依存症で苦しんだセクシュアルマイノリティの体験談が掲載されています。
AAの出版物ではありませんが、AAメンバーも体験談を寄せていますし、編集にはAAセクシュアルマイノリティのメンバーも関わっています。
巻末には、依存症治療に役立つ各種病院、保健所、自助グループ(当然AAもあります)の連絡先が掲載されています。

「This is Hope」の編集に携わった、AAセクシュアルマイノリティ・メンバーのメッセージです。

『アルコールや薬物依存の問題を持つセクシュアルマイノリティ当事者の回復を目指す活動が、LGBT(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダー)コミュニティに認知される機会は、以前ほとんどありませんでした。
アルコール依存症の自助グループのミーティングがaktaで行われるようになり、徐々にコミュニティの中でも依存症という「病気」について公に語られる機会が増えてきました。
そのなかで、とりわけHIV感染者のなかに、依存症で苦しんでいながらも対処の知識を持っていない人たちが多く存在する、という事実が浮かび上がってきたのです。
依存症という病気は、本人がそれを「疾患」として認めることがとても難しく、医療機関や専門機関で治療をしたり自助グループ・専門施設で回復を試みたりするという「発想」にいたる道のりも、困難を極めるケースが多いのが実情です。
依存症という病気かもしれないまだ苦しんでいる人たちが、「治療」への道をみいだしてくれたら。
そんな願いをこめて、冊子「This is hope」は編まれました。
依存症の問題をもつLGBT当事者が語った経験を軸に、依存症という「病気」への対処の仕方、回復に役立つ各団体・機関の情報がまとめられたシンプルな構成です。
そこには「自分の経験を述べ伝えることが回復への道である」という、依存症に取り組む自助グループのほとんどに共通する考え方が活かされています。
冊子を手にした読者が、いくつかのエピソードから何かひとつでも共感を覚え、誰にでもおこりうる依存の苦しみに対処する際のヒントとして、手元においてもらえることを願っています。』

「This is Hope」はコミュニティーセンターaktaにも置いてあります。


今月のミーティング案内です。
03月19日木曜日 1900~2130時
新宿2丁目 コミュニティセンターakta
http://www.rainbowring.org/akta/

ミーティングではアルコールをやめて生きる選択をした、セクシュアルマイノリティのAAメンバーがそれぞれの体験を話します。
アルコールの問題に関心のあるセクシュアルマイノリティ(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダーなど)の方ならば、どなたでもご参加いただけます。

ミーティングの形式は「言いっぱなし/聞きっぱなし」です。一人が自分の話をしている間、他の参加者はひたすら黙って聞いています。自分の話をしたくなければパスしてもかまいません。
ミーティングで話されたことは、一切秘密です。外部に漏れることはありません。

ミーティングのはじめにアルコホーリクス・アノニマス(通称:ビッグブック)という本の一節を輪読します。ビッグブックをお持ちでない方のために、貸し出し用の本の用意もあります。

参加費もいりません。
1900時に間に合わなくてもかまいません。
本名を明かす必要もありません(メンバーはAAだけで使う名前を名乗ります ネットのハンドル・ネームのようなものです)。
お気軽においでください。

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by aa-sekumi | 2009-03-14 16:14 | Comments(0)
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