AAプログラムの希望

ブログ担当者は2年前の10月にAAプログラム(12のステップ)のステップ5を終えました。

ステップ5 神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。

スポンサー(AAにおける相談相手)の前で、自分の過ちの本質を6時間かけて話しました。
ステップ5を降ろした当日には、これといった感慨はなかったのですが、その2日後の朝、私は気持ちよくベッドから起き上がり玄関を出ることができました。
引きこもりの私には、ずっとそういうことができなかったというのに。
その日はとても天気がよくて、午後のミーティングへ行くのに青空の下を歩いていると、自然に口元がほころびました。
「飲んで死ぬ」という思いに取りつかれていた私が、その日から、新しい人生を生きられるようになりました。

「アルコホーリクス・アノニマス」(通称:ビッグブック)の第6章には、次のように書かれています。

『この行程を労を惜しまず念入りにやっていると、半分も終わらないうちに、あなたはびっくりすることになる。新しい自由、新しい幸福を知るようになるのだ。過去を悔やむこともなければ、それにふたをしようとも思わない。心の落ち着きという言葉がわかるようになり、やがて平和を知る。私たちがどんなに落ちぶれていたにしても、自分の経験がどれほどひとの役に立つかがわかるようになる。自分は役立たずだという自己れんびんの感情が消え失せる。利己的なことに関心がなくなり、仲間のことのほうに関心がいくようになる。身勝手さは消えてしまう。私たちの人生に対する態度と展望がまるっきり変わる。人間に対する恐怖症や経済的不安もなくなる。かつては私たちを困らせた状況にも、直感的にどう対応したらいいのかがわかるようになる。自分ではできなかったことを、神がやってくださっていることを、私たちは突如として気づくようになるのだ。

これはとんでもない約束だろうか。そうは思わない。こういうことは私たちの間で実際に、ときには急速に、ときにはゆっくりと実現している。取り組みさえすれば必ず実現する。』
「アルコホーリクス・アノニマス」 第6章 p152~p153

この2年足らずで、ブログ担当者は第6章に書かれているとうりの経験をしました。
自分を責め苛む過去の亡霊から解放され「飲まないで生きる」ということができるようになりました。
会う人ごとに「まるで別人になった」と言われました。
そして、AAの経験の長い仲間からは「AAでは、よくあることだ」と言われました。

第6章に書かれていることは、すべて実現しました。

AAプログラムは、私たちの心の中に作用します。
ミーティングに通っても、現実の問題は解決しません。
それでも、心がくじけなければ「飲まないで生きる」ことができます。
たとえ、現実は辛く厳しくとも、私たちの心は、きっと乗り越えることができる。
だから、希望はあります。

今月は、AAセクシュアルマイノリティ・オープン・メッセージを開催します。

2009年08月22日(土曜日) 1800~2000時
新宿2丁目 コミュニティセンターakta
東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル3階
http://www.rainbowring.org/akta/

オープン・メッセージでは、AAセクシュアルマイノリティのメンバーが自分の体験を話します。
普段のミーティングはダブル・クローズド(アルコール依存症のセクシュアルマイノリティのみ)ですが、オープン・メッセージはどなたでもご参加いただけます。
お酒の問題をお持ちの方はもちろん、そのご家族の方、医療/行政機関の援助職の方も歓迎します。
また、オープン・メッセージの参加にはセクシュアリティのカミングアウトも要りません。
ご自分のセクシュアリティを明かしたくない方は、参加者のなかに、そしらぬ顔でまぎれているだけでも、かまいません。

参加費も、事前のお申し込みも要りません。直接、会場にお越しください。何時でも、出入りは自由です。

定例のミーティング(毎月第3木曜日)も、いつもどうり開催します。

08月20日木曜日 1900~2130時
新宿2丁目 コミュニティセンターakta
(オープン・メッセージと同じ場所です)

ミーティングのはじめに「アルコホーリクス・アノニマス」(通称:ビッグブック)の一節を輪読します。ビッグブックをお持ちでない方のために、貸し出し用の本の用意もあります。

これからも、ブログにメンバーの体験談を掲載します。
なお、体験談はすべて個人の体験/意見であり、AA全体を代表する意見でも、AAセクシュアルマイノリティのグループを代表する意見でもありません(AAメンバーの話はすべてそうです)。
ブログではメンバーの体験談に対する、みなさんのご意見/ご感想をお待ちしています。
TrackbackやCommentsを自由に書き込んでください。
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by aa-sekumi | 2009-08-08 16:12 | Comments(0)
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