☆★ 【仲間の体験談】 Tさん ★☆

テーマ: 「外国人のゲイメンバーとの出会いり」

こんばんは、アルコホーリックのTです。
本日は、貴重なお時間を頂きましたので、私の体験を話させて頂きます。

AAに来てお酒が止まり3年目の時に異常事態が発生しました。 お酒は止まっていて身体は楽になっているのに、人や世間への恨み・恐れの感情
が溜まりに溜まって爆発しそうになったのです。
「AAに来ればお酒は止まる」と言われました。その通りお酒は止まりました。
「AAには雨が降っても、台風が来ても、風邪を引いて熱があっても毎日行っていれば
仲間に囲まれているから絶対飲まないから大丈夫」
そう言われてきたのでほぼ毎日(1年目は365日毎日)ミーティングに通いました。
確かに飲酒欲求はなくなりました。
しかしネガティブな感情は一向に取り除かれることはなく、増えるばかりでついに
ピークに達しました。
「このままいくと飲むか、気が狂ってしまう」と危機感を感じ、スポンサーに頼んで
AAプログラムを伝えてもらいました。
それからは何かあってもステップを使った生き方を実践して、今は飲まないだけで
なく、平穏な日々を送っています。

アルコール依存症は「飲んだら止まらなくなる」だけの病気ではなく、「精神的とらわれ」
から「飲んでなくても生きることがどうにもならなくなる病気」であることを初めて
知りました。

そんな時AAプログラムを実践して輝いているある外国人メンバーとの出会いが
ありました。
ゲイのメンバーでした。
日本語が堪能でギャグは飛ばすしすごく愉快なメンバーでした。
ゲイであることを隠さなければ生きることが難しい日本で、しかもアルコール依存症
が「意志が弱いからなる」という偏見のある日本でその仲間に会った時にはとても
希望をもらいました。
自分の病気とゲイであることを受け入れ、人生を楽しんで生きているのですから。

その秘訣はAAプログラムとミーティングとフェローシップとサービスなのだと
いうことを教えてもらいました。
だからこそ飲まない新しい生き方をエンジョイできるのだなと思いました。
自分が苦しい時にこそ、今苦しんでいる仲間をどう手助けをするかに考えを切り替える
ことがとても大切なこと(=プログラムの実践)を教わりました。
このセクシュアルマイノリティのミーティングにもスピーカーとして参加してくれた
こともありました。今は帰国していますが、アメリカに行く時には必ず会っています。

ゲイのメッカであるサンフランシスコでは毎年7月に「ゲイ・レズビアン・バイセク
シュアル・トランスジェンダー」のラウンドアップが3日間開催されます。
「ストレート社会の中でどうやって飲まないで生きていくか?」、「飲まくなってから
 のデートの方法」等々、セクシュアルマイノリティならではのワークショップが
たくさん開催されます。夜にはステージでソーバーカウントダウンやミュージカル
(出演者は全員AAメンバー)も開催され、会場は熱気に包まれます。
国籍や文化は違ってもみんなアルコール依存症であることには変わりないという
こと、そして回復のためのAAプログラムの大切さを実感できます。

東京で毎月第3木曜日に開催されているセクシュアルマイノリティのミーティングも
新しい仲間がどんどんつながってくれる魅力あるミーティングにしていきたいなと
思っています。
そしてそのことを教えてくれた一人の外国人メンバーにはいまでも感謝しています。

Tさん、貴重な分かち合い、まことに有難うございました。
また、機会が御座いましたら、よろしくお願いいたします。
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by aa-sekumi | 2011-10-09 21:23 | アルコール依存症 | Comments(0)
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