クワイエットルームにようこそ

昨年、ブログ担当者は映画「クワイエットルームにようこそ」をみました。

「クワイエットルームにようこそ」
http://www.quietroom-movie.com/

ある日、ヒロイン(内田有紀)が目覚めると、精神病院の閉鎖病棟でベッドに縛られています。
看護師の説明ではオーバードーズ(薬物過剰摂取)の自殺未遂で運び込まれたとのこと。
ヒロインは自殺のつもりはなく、薬を飲み過ぎたのは事故で、ここにいるのは何かの間違いだと思っていますが、精神病院から出してはもらえない。
結局、入院中の2週間で自分の人生を見つめなおし、自分がどんなだったか(どうして薬を飲むにいたったか)に気づくというストーリーです。
原作小説(「クワイエットルームにようこそ」松尾スズキ)は芥川賞候補にもなりました(あいにく賞は逃しましたが)。
映画も原作者自身が監督しています。

ブログ担当者は映画館でこの映画を見ながら、

『たぶん一般の観客はこの映画を見て「精神病院ってヒドイ!ありえない」とか思うんだろうけど、私たちにとっては普通だよな』

と思っていました(私は3年前に精神病院に入院しています)。
最近になって、この映画のDVDが発売されたので、周囲のAAメンバーに薦めましたが、みな
「これは普通だ」
と言います。
そして全員が、いい映画だと言います。
映画では、ヒロインが自分の人生がどんなだったかに気づいていく過程が圧巻なのですが、それはまったく、私たちがAAミーティングでやっていることと同じだからです。

仲間たち(AAメンバー)は、みなヒロインの中に自分の姿をみていました。
それはすなわち、AAプログラムのステップ1です。

ステップ1:私たちはアルコールに対し無力であり、生きることがどうにもならなくなっていた
       と認めた

映画ですから、ヒロインが「気づく」ところで終わりになってしまい、残念ながらAAはでてきません。
本当は、そこからが大変でAAプログラム(残りの11ステップ)の出番になるのですが。
なにしろ回想シーンでは、ヒロインは、いつもお酒を飲んでいましたから。



今月のミーティング案内です。
11月20日木曜日 1900~2130時
新宿2丁目 コミュニティセンターakta
http://www.rainbowring.org/akta/

ミーティングではアルコールをやめて生きる選択をした、セクシュアルマイノリティのAAメンバーがそれぞれの体験を話します。
アルコールの問題に関心のあるセクシュアルマイノリティ(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダーなど)の方ならば、どなたでもご参加いただけます。

ミーティングの形式は「言いっぱなし/聞きっぱなし」です。一人が自分の話をしている間、他の参加者はひたすら黙って聞いています。自分の話をしたくなければパスしてもかまいません。
ミーティングで話されたことは、一切秘密です。外部に漏れることはありません。

ミーティングのはじめにアルコホーリクス・アノニマス(通称:ビッグブック)という本の一節を輪読します。ビッグブックをお持ちでない方のために、貸し出し用の本の用意もあります。

参加費もいりません。
1900時に間に合わなくてもかまいません。
本名を明かす必要もありません(メンバーはAAだけで使う名前を名乗ります ネットのハンドル・ネームのようなものです)。
お気軽においでください。

ブログでは、みなさんのご意見/ご感想をお待ちしています。
TrackbackやCommentsを自由に書き込んでください。
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by aa-sekumi | 2008-11-08 15:52
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